アラフォー女子、時々乙女な私の日記

いくつになっても女の子でいたい、そんな私の日々の想いと本音

幸せでしたか?

今週のお題「お父さん」

 

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今日は亡くなった父の誕生日

生きていたら73歳を迎えるはずでした

 

亡くなったのは約10年前

まだ子供たちが小学生のころです

 

父は

昔では珍しくない沢山兄弟がいる中の末っ子

 

若い頃のやんちゃぶりをよく聞かされたものですw

 

 中卒の父

「俺は勉強は出来ないけれど技は持ってる」

という言葉の通り

車好きで修理工場で働いていた父は

コンテストのようなものに出て賞をいただいたり

 

本職ではないものの

大工をしていた伯父やその仲間達とのつながりで

父自身も大工道具を一式もっていて

日曜大工と呼ぶには勿体ないほどの技量はあったようです

 

趣味も多くて

山菜やキノコ採り、海釣り、庭いじり、歌……

自ら採ってきたものは自分で捌く人で

魚のおろし方は父から教わりました

 

暇さえあれば歌を聞いて歌っていたので

私の歌好きも父の影響が大きいかもしれません

 

そういえばレコードも沢山あったし

近所迷惑でしょ!って思うくらい

車のオーディオを大音量にしていたのを覚えています

 

ちょっとお腹が弱くてサラシを巻く人で

銭湯や温泉なんかに行くと

強面の外見と相まってよく勘違いされていた父

 

短気だけどちょっとイタズラ好きで

強面の顔をくしゃくしゃにして笑う

確かに厳しいところもあったけれど

大好きな父でした

 

きっと家族の中で私という人間を

いちばん期待して気にかけて認めてくれた

 

頑張りすぎるなよと見ていてくれたひと

 

そんな父との関係も

私の結婚、出産、同居、それぞれに抱える問題など

いろんなことがあって陰りが見えていたときの

父の他界はとても重いものでした

 

どんな想いで亡くなっていたのかなと思うと

今でも自分の不甲斐無さや無力さに涙が出ます

 

父の笑顔もちゃんと覚えているけれど

わたしは親孝行は出来ていた?……

幸せだった?……

今では答えの聞くことのできない問いかけと

いろんな想いに胸がギュウッとなります

 

残念ながら今日は墓前にも仏壇のある実家にも行けないので

せめて

父の好きだったお酒と料理を揃えて

父の思い出話を息子としながら

食事をしようと思います

 

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