あかし
甲子園や地元公式戦が中止になった
高校球児の息子たち
昨日、予定を組んでいた練習試合に
新聞社の取材が入ったそうです
相手チームは強豪校
まぁ大差で負けてしまったようですが
ネットニュースや地元紙面で取り上げられた写真には
明るい笑顔の普通の高校生男子たちがいました
例年なら取り上げられることのない対外試合
テレビでも少し放送されるらしく
部活に行けない私には楽しみなのは言うまでもありません
どんな形であれ
今は
彼らが高校3年生という時を過ごしていて
こんなに熱く頑張ってきたんだということが
胸の中の思い出だけじゃなく
たしかな「あかし」として
写真や映像に記録されて誰かの目にふれること
それをとても嬉しく思うのです
今日は朝から
息子の野球日誌を目にして
「母のためにも甲子園に行きたかった」
なんて文面に涙でグチャグチャになった私ですが
この涙は悔しい涙ではなくて
母親として応援してきた想いも
ちゃんと息子に届いているんだなっていう感涙
ここにも「あかし」がありました
この先の時間は
思っていたよりも短くて
思い描いていたストーリーではないだろうけど
息子たちが大切な時間をお互いの胸に刻み込める
そんな時間でありますように……